独り言。。。 お時間のある時に。 良い記事でした。 http://bizgate.nikkei.co.jp/article/146492514.html 私が思っていた各国の自動車環境政策がよくわかる記事です。 要約すると、日本の先行するHV、EV技術に太刀打ちできなかった欧州勢がクリーンディーゼルと謳った車種を国策的に販売。 欧州はCO2に主眼を置いた為。 クリーンディーゼルの核となる技術はコモンレールとDPF コモンレールは、デンソーが実用化した技術だし、DPFは日本ガイシと、イビデン。 でも日本は石原都知事がペットボトルに入れたススを見せて、ディーゼル絶滅の時期だったから、日本ではベンツなどのクリーンディーゼルは排ガス規制(NOX規制)にとおらず登録できなかった。 ベンツだとEクラスの211後期型でやっと登録出来る様になった。 でもVWの排ガス不正で信頼性が落ち、その以前からフランス パリでは光化学スモッグ発生などNOXが原因の環境悪化で、ディーゼル車の流入規制に動いていた。 これもルノー、シトロエンなどの自国のメーカーがドイツ勢のディーゼルに歯が立たないから、フランスは真っ先にディーゼル規制に動いていた訳だし、英国の2040年のEV化についても純粋な自国のメーカーなんて無いに等しいから出来る。 http://car-maker.net/british/ 日本でエンジン車禁止なんて言ったら、日本の自動車メーカーから猛反発食らうでしょうから。 ちなみにフェラーリなどの超高級スポーツカーメーカーは年間生産台数が3万台以下なので、そもそも適応される排ガス基準が甘い。 チャイナのEV政策なんて露骨で、エンジン車、HV車で日欧米勢に全く歯が立たないから、 「車載用電池模範基準認証」 というお得意の保護主義でEV用電池を事実上外資排除し、その間に市場シェアや技術向上で先行しようとしてる。 これはきれい事ではなくて国家間の経済戦争みたいなもんです。 純粋に当局が規制に動いたのは、マスキー法くらいなんじゃないのかな。 ドイツはトヨタのHV特許に抵触しないように48Vの日本で言うマイルドハイブリッド展開を始めてるけど、初代プリウス発売のちょっと前に公開された多くのHV特許が2021年に切れるから、一気に世界のクルマの電動化(HV含む)が進むと言われてし。 記事更新 2018.3.8 こんな記事が出たので。 https://carview.yahoo.co.jp/article/column/20180305-20103667-carview/ |