新潟でのジェットスポーツ大会がNHKで放送されました。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240512/1030029230.html 能登半島地震からの復興のきっかけにしようという水上オートバイの全国大会が新潟市西区で行われ、訪れた市民が水上の熱戦に見入っていました。
水上オートバイの全日本選手権は毎年、この時期から行われていて、11日と12日の2日間、新潟市西区の小針浜で初めて開催されました。
レースはオートバイの排気量などによってクラスに分かれ、1周およそ60秒から90秒のコースを3周から10周してタイムを競います。
大会にはプロやアマチュアの選手およそ130人が参加し、観戦に訪れた市民は選手が時速100キロを超えるスピードで海面を駆け抜けたり、コーナーで競り合ったりする姿に見入っていました。
会場となった新潟市西区は能登半島地震で液状化などの被害を受け、一時は大会の中止も検討されましたが、復興のきっかけにしたいという地元からの声を受けて開催され、会場で販売された関連グッズの売り上げの一部は被災地への義援金にあてられます。
参加した18歳の男性は、「地震で大変だった人たちに、レースを見て元気になってもらえたらうれしい」と話していました。
大会を主催した日本ジェットスポーツ協会の柚木誠代表は、「地元の人たちの協力がなければ大会は開催できませんでした。地震からの復興に貢献し、県民に元気になってもらいたいです」と話しています。
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